バックパック

バックパッカー初心者のための海外旅行術

はじめてバックパックを背負っての海外旅行は不安だらけだと思います。
宿の探し方、貴重品の持ち方、移動の仕方、国境の越え方、ATMの使い方などバックパッカーは実際どうやって旅をしてるの?
などの疑問をもつ方のために、役に立つバックパッカー旅行術を紹介します。バックパッカー情報の他に観光情報や旅の写真なども公開しています。


 
■海外旅行術

■準備

旅のルートと日程の決め方


■一筆書きが基本 ■線型だけど出発地へ戻る ■1都市滞在型 ■拠点の都市に滞在 -> 周辺都市を訪問 -> 次の拠点へ ■日程の決め方 ■天気や気候、シーズンなどを考慮する ■一番行きたいところを最初に行く ■宿代を浮かす技

■一筆書きが基本

海外旅行を計画する上で、最初に決めることの1つは行き先です。 そして、だいたいの行き先が決まったら、ルートを決めます。 よく言われることですが、旅のルートの基本は「一筆書き」です。 同じルートを戻ったりせず、一筆で書けるようなルートにするのが最も効率がよいとされています。

一筆書きは出発地に再び戻ってくるパターンと、出発地と到着地が異なるパターン(いわゆるオープンジョー)があります。 前者は円を描くようなルート(円型)になることが多く、後者は一本線を書くようなルート(線型)になることが多いです。 円型は周遊型と言われることもありますが、線型もいろいろな都市を訪問するという点で周遊型と言われることがあります。 紛らわしいので今回「周遊」という言葉は使いません。

↓円型ルート
旅のルート
↓線型ルート
旅のルート

円型と線型の優劣はありませんが、 行きたい国に比較的大きな国際空港が1つしかない場合は円型ルート、 2カ国以上訪れる場合は線型ルートになることが多いと思います。

■線型だけど出発地へ戻る

線型ルートだけど、出発地に再び戻ってくるパターンもあります。 往路もしくは復路の片道どちらかを飛行機や長距離バスを使って一気に移動するパターンです。(円型の一種ともいえますね)

最初(往路)に一番遠い場所へ行ってしまう場合、旅をするにつれて徐々に出発地点に近づいてくるので安心感があります。 旅の終盤に不測の事態があっても、出発地との距離が近くなっているので、交通手段の選択肢が増えるし、バスや飛行機などの本数も多く、リカバリーしやすいです。 物価の安い国だったらタクシーで移動という手もあります。

↓往路を一気に移動
旅のルート

逆に各都市を観光しながら最終目的地へ行き、最後(復路)に一気に戻ってくる場合、 出発地から徐々に遠ざかっていくので、旅の終盤で不足の事態があったとき、柔軟な対応ができないことがあります。 距離が遠いと長距離バスなどは1日1~2本になってしまうためで、最悪のケースだと帰国便に間に合わなくなったります。
ただ、行けるところまで行って、気が変わったり時間的な余裕がなくなったりしたら、Uターンして戻ってくるということもできるので、それほど大きなデメリットではありません。

↓復路を一気に移動
旅のルート

■1都市滞在型

バックパッカーには少ないですが、複数の都市を訪問しないで、1つの都市に留まるスタイルもあります(1都市滞在型)。 短期間の旅行でロンドン、パリ、バルセロナ、ニューヨークなど大都市をじっくり観光したい場合などに多いスタイルです。 時間に余裕があれば近くの周辺都市を日帰りで訪れたりします。

↓1都市滞在型
旅のルート

■拠点の都市に滞在 -> 周辺都市を訪問 -> 次の拠点へ

一筆書きルートと1都市滞在型の組み合わせもあります。 大都市などを拠点にし、日帰りで周辺都市を訪れ、また次の拠点の都市へ移動というのを繰り返しながら一筆書きをするというルートです。 拠点の都市を見つければ、荷物を宿におくことができるので、身軽に行動できます。 これがバックパッカーに一番多いスタイルではないでしょうか。

周辺都市は近いので単純往復でも複数都市を訪問しながら戻るのもどちらでもよいでしょう。

↓拠点の町を中心に移動
旅のルート

■日程の決め方

ルートと共に決めたいのが、ある程度の日程です。 長期間の旅だったらそれほど気にしなくてもいいですが、 夏休みなどの短期間旅行だったらある程度の日程は決めといた方がよいでしょう。

日程はガイドブックなどを見て、その場所にどれくらいの日数が必要かを判断すればよいですが、 旅行代理店のパッケージツアーの日程を参考にする手もあります。 短期間でできるだけ多くの見所を回れるように組まれているので参考になります。

日程だけでなくINとOUTの都市も参考にするとよいでしょう。 結構パッケージツアーと同じルート・日程になることもあります。 但し、パッケージツアーは専用バスで移動することが多いので、 移動に手間がかかる個人旅行では少しバッファを持たせておきましょう。

また長期旅行の場合はビザの期間に注意です。 ビザの期間を超えないような日程を考える必要があります。 特に複数の国を訪れる円型ルート(INとOUTが同じ都市)は注意です。 例えば観光ビザが90日間の場合、A国に30日、B国に30日、再びA国に40日の場合(計100日間)、 A国に合計70日だとしても、入国審査時に帰国便のチケット提示を求められると、見た目上は90日間を超えてるため、入国拒否されてしまう可能性があります。

■天気や気候、シーズンなどを考慮する

ルートや日程を決めるときは、天気や気候やイベントなどを考慮しましょう。 天気予報を見て雨が降らないルートを選択したり、 気候や季節を確認して暑すぎず寒すぎずのルートになるようにします。 特に現地で宿を探すバックパッカーにとって、寒い冬は避けたほうがよいでしょう。

またお祭りなどのシーズンは混むことが多いので、もし興味がなければ時期をずらします。 その他、例えばボリビアのウユニ塩湖を水張りの状態で見たいなら2月に現地に着く、というように自然現象のピークに合わせたルートを考慮します。

現地の祝日も要チェックです。我々外国人観光客からしたら関係ないと思いがちですが、 現地の人も旅行するということを忘れてはいけません。 日本のゴールデンウィークのように宿が満室だったり、列車やバスのチケットが確保しにくくなったりします。

■一番行きたいところを最初に行く

旅のハイライトは一番最初に行くようにすると、不測の事態があった場合に日程の調整ができます。 ハイライトを旅の終盤にしてしまうと、天候・ストライキ・体調不良などで行けなくなったらもう時間的余裕がありません。 最初に行ってしまえば、そわそわする必要もありません(笑)。 いずれにしろ、全ての日程がずれてしまう可能性がありますが、少なくとも一番行きたいところは行けます。

■宿代を浮かす技

移動に夜行バスを使うと宿代を浮かすことができます。 夜行バスというと長時間座ったままで夜を過ごさなくてはいけないので過酷というイメージがありますが、 安く移動できるので、バックパッカーにとってはありがたい存在です。 また宿を探す労力が要りませんし、当然宿代も浮きます。 都市間が中途半端に離れているよりも、ある程度遠い方が夜行バスを使えるので、かえって旅がしやすくなったりするわけです。

日本から現地への到着時間も考慮にいれておきたいところです。 夜(あるいは夕方)の到着便なら翌朝の到着便も検討してみましょう。 できるだけ現地での滞在期間を長くしようとするのはいいですが、夜に到着してもその日は何もできませんし、1泊分の宿を確保しなければいけません。 朝に到着であれば宿代が浮きますし、すぐに行動できます。 航空券の検索サイトで夜や夕方の到着便しかなかったら、1日ずらして次の日の早朝便がないか検索してみましょう。


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●旅のルートと日程の決め方



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