バックパック

バックパッカー初心者のための海外旅行術

はじめてバックパックを背負っての海外旅行は不安だらけだと思います。
宿の探し方、貴重品の持ち方、移動の仕方、国境の越え方、ATMの使い方などバックパッカーは実際どうやって旅をしてるの?
などの疑問をもつ方のために、役に立つバックパッカー旅行術を紹介します。バックパッカー情報の他に観光情報や旅の写真なども公開しています。


 
■海外旅行術

■宿

ドミトリーの泊まり方


■ドミトリーに着いたら ■部屋の鍵について ■他の旅行者との対面 ■ベッドのチョイス ■荷物の管理 ■トイレとシャワー ■共有スペース ■目覚ましのアラーム ■外国人の生活パターン

はじめてバックパッカーをされる方はドミトリーの泊まり方・過ごし方が気になるのではないでしょうか?

ドミトリーとはいわゆる他の旅行者と部屋を共有する(相部屋)宿泊施設のことです。 ベッドは1部屋に3~8台のところが多いです。 多いところだと14~20人用なんていうところもあります。 宿によっては、シングルルームなどもありますが数が限られており満室の場合が多いです。 また男女相部屋の場合もあります。

■ドミトリーに着いたら

まずドミトリーについたら受付へ行きましょう。 中へ入るにはブザーを鳴らして鍵を解除してもらうところが多いです。 鍵が解除される音が聞こえたら、自分でドアを開けて中へ入ります。 そのあと受付へ行き、予約してればその旨を伝え、予約してなければ何泊したいか?空きベッドがあるか?など聞いてみます。 そして忘れず朝食が付いてるか確認しましょう。貧乏旅行者にとって朝食付きというのはかなりありがたいサービスです。

支払いに関してですが、前払いの場合が多いです。またクレジットカードを扱ってないところも多いので気をつけましょう。

無事宿泊可能となれば、チェックイン時にシーツと枕カバーを貸してくれるところがあります。 基本的にドミトリーのベッドにはシーツや枕カバーがないので、そのまま寝るとダニに噛まれたり、臭かったりします。 借りたシーツ類は、チェックアウトの際に持っていって返却します。

ドミトリーの部屋

■部屋の鍵について

部屋の鍵の数に制限がある場合があります。 鍵が1つしかなく皆で共有する場合は、外出時に忘れずにフロントに預けましょう。 部屋からでて共有スペースなどでくつろぐ場合も、他の人が入れなくなるので、フロントに預けておいた方がいいかもしれません。

宿によっては、フロントへ預けるのですが、鍵を鍵掛けにかけておき、誰でもとれるようにしている場合もあります。 そのような宿は、部屋内でも荷物に注意し、盗難に気をつけましょう。

もちろん1人ずつ鍵を渡してくれるところもあります。常識ですが、その場合でも基本的に外出時はフロントへ預けます。 またロッカーの鍵も一緒に渡してくれるところもあります。 たまに部屋に鍵さえないところもあります。

■他の旅行者との対面

さて、部屋に入るといよいよ他の旅行者と顔会わせ。相部屋ならではの緊張感です。 と思いきや外国人は昼も夜も結構外出してることが多いので、誰もいないことが多いです。

もし部屋で会ったら軽く挨拶をしましょう。 自己紹介をしなくてはいけないと思う方もいるかもしれませんが、結構「ハ~イ」だけで終わってしまうことが多いです。 もしすぐに仲良くなりたいのであれば、名前や出身地、旅のルートなど聞いてみましょう。

■ベッドのチョイス

ベッドは好きに選んでいい場合と、宿側が決める場合があります。 たいていは好きに選べます。 ベッドは1段~3段ベッドがありますが、2段ベッドが多いでしょうか。 2段ベッドの場合、下がいいか上がいいかですが、両方ともメリット・デメリットがあります。

下は荷物を取り出すときに楽です。またベッドの近くの床に荷物を置いておくことができます。 その代わり、2段ベッドの下だと天井があるので、頭をぶつけたり、部屋の電気がついてても暗いことがあります。 またWi-Fiでノートパソコンを使う場合も、結構辛い体勢になります。

上のメリットとしては、やはり頭がぶつからずに楽に過ごせるといったところでしょうか。 圧迫感もありません。 その代わり荷物を下に置いてると、いちいち降りなければならず面倒です。

ちなみに3段ベッドの真ん中はあまりメリットはないでしょうか。 私の経験ですとだいたい下のベッドからうまっていきます。 ちなみに夏ですとファンが届くベッドを狙いましょう。 部屋が広いと全く届かない場合があります。冷房付きの部屋であれば、どこでも大丈夫です。 あと充電などでコンセントが取り合いになることもあるので、コンセントの近くのベッドがいいかもしれません。

なおベッドのチョイスとは関係ありませんが、ベッドの横に隙間があったりするので、物を落とさないように気をつけましょう。 特に2段目の人は注意です。下の人が寝てたり、ベッドの下の床にもぐりこんでしまうと面倒です。

ベッドの隙間

■荷物の管理

次に荷物の管理の仕方ですが、ロッカーがついてるところは荷物はロッカーに入れましょう。

ロッカーは鍵がついてるところと、鍵がついてなくて鍵穴だけあるところがあります。 鍵がついてないロッカーについては持参した南京錠で施錠します。 鍵穴の周りの部分が大きい場合があるので、掛け金の部分に高さがあって幅が広めの南京錠があるといいかもしれません。説明しづらいのですが、下記写真のような鍵穴があります。

鍵穴

ロッカーがない場合は仕方ないのでベッドや床に置いておきます。 その場合、できればバックパック自体にも鍵をかけ、チェーンでベッドにくくりつけておくのがベストなのでしょうが、私はそこまでしません。 ロッカーがあっても、だいたい雰囲気で大丈夫そうかなぁと感じたら、ベッドに置いていってしまうこともあります。 その辺は自己責任で判断してください。 私は使ったことはありませんが、パックセーフというバックパック用のチェーンも売ってるようです。

 

意外とロッカーにいれずに放置している外国人も多いです。 貴重品だけロッカーに入れ、他の荷物はベッドの上や床に置いてる人も多いです。

■トイレとシャワー

トイレとシャワーは、部屋に付いてるタイプと部屋の外にあるタイプがあります。 どちらの場合も、短時間でも部屋を離れる場合は、貴重品はベッドなどに置かないようにしましょう。 必ずロッカーに入れるか、シャワールーム・トイレまで持っていってください。

部屋の外にあるシャワーとトイレは日本の公共プールのシャワールームをイメージするとよいかもしれません。 物を置いておくところはあまりないですが、代りにフックがあるので、防水の巾着袋など持っていると便利です。 当然タオルは持参してください。使った後の濡れたタオルはベッドにかけておけばよいでしょう。 またシャワーはたいてい24時間使用可能ですが、時間帯によって熱いお湯がでないことがあります。

トイレはトイレットペーパーが付いてなかったり、便座がなかったりするところがあります。 便座がない場合は、空気イスでするかトイレットペーパーを中敷にして用をたします(もしくは我慢して座ります)。 そのためトイレットペーパーは持参した方がいいでしょう。 国によってはトイレにトイレットペーパーを流せないところがありますので、備え付けのゴミ箱に捨てます。

シャワーやトイレはきれいなうちに使っておいた方がよいです。 使う人数が多いため、だんだん汚くなったり水まみれになったりしますので。

シャワーとトイレが一緒になっている場合、床がシャワーの水で濡れていることがよくあります。 そんなときは床にものを置けないので、何かものを持ち込む場合は袋に入れてもっていき、 トイレのドアノブやフックにかけておくとよいでしょう。

ベッドから離れることも多いので、ドミトリーではサンダルで生活すると楽です。

 

■共有スペース

ほとんどのドミトリーには共有スペースがあります。

たいていキッチンが付いてますので、料理をされる方が多いです。 冷蔵庫もありますが、食材など入れて置くと、たまに誰かにとられたりします。 効果はないかもしれませんが名前や目印をつけておきましょう。

また料理は友達を作るいいチャンスです。 調味料を借りたりするのを口実に話しかけてみましょう。 食事中も、少しお裾分けしたり、料理の作り方を聞いたりして、話しかけるチャンスです。

ちなみに部屋での飲食は禁止しているところがありますので注意してください。 使った食器類は自分で洗って元の位置に戻します。朝食を用意してくれるところでも、食器は自分で洗うなんてところもあります。

料理をしない方は、Wi-Fiでインターネットしたり、本を読んだり、ビールを飲んだりして、共有スペースにいれば、外国人と話すきっかけができるかもしれません。 みんな部屋ではあまり過ごさないので、1人が好きな人を除いて、できるだけ共有スペースにいるようにしましょう。 旅の情報も得られる場合もあります。部屋にいる人は昼でも寝てる人がほとんどです。

また共有スペースや受付にはツアーやイベントの情報が紙に書いて貼ってあったりするので、 興味があればチェックしてみましょう。 そこで申し込めば同じ宿の人と出会う可能性も高く、友達ができるかもしれません。 ナイトライフツアーやスペイン語勉強会みたいなものもあります。

■目覚ましのアラーム

相部屋のため目覚まし時計のアラームを気にする方がいるかもしれません。 でも心配しないでください。それくらいのことは皆承知ですので気にかけていません。 深夜に大声で電話する人もいますし、皆寝てるのに電気をつける人もいます。 目覚ましのアラームくらいは誰も気にしません。アラーム鳴ってるのにピクリともしない人も結構います。 日本人以外はあまり気を使わない人が多いです。

 

■外国人の生活パターン

外国人の生活パターンですが、 朝遅くおき、昼外出、夕方帰ってきてシャワー、夜は飲みに行って、夜中に帰ってきて、またシャワーみたいなパターンが多いです。 ですので、共有スペースでくつろいだり、夜に料理をしない外国人とはあまり会いません。 同じ部屋にいるのに一回も見なかったり、話さなかったりすることがあります。

また夜中ですが、お酒を飲んで帰ってくる旅行者が多く、いびきを掻く人が多いので耳栓をもっていくといいかもしれません。


ドミトリーでの過ごし方は、こんな感じでしょうか。 はじめは戸惑うこともあるかもしれませんが、何回も泊まることになるので、すぐに慣れると思います。


Prev : 宿選びのポイントとよくある不満 - Next : ユースホステルはどんなとこ?

●ドミトリーの泊まり方



海外旅行術 - 記事一覧
■準備
持ち物リストとオススメグッズ
日本で揃えておきたい旅行グッズ
ノートパソコンを持っていく
ガイドブックを選ぶ
バックパックの選び方
バックパックの選び方 part2 - 登山用と旅行用の違い
おすすめサブバッグ(リュック型)
バックパック旅行に寝袋は必要か?
パスポートの取り方
ビザ・ESTAの取り方
ブラジルビザの取得
海外航空券の種類
海外航空券の探し方
海外航空券はいつ買うと安いのか?
観光地情報を調べる
荷物をコンパクトにする方法
海外旅行保険は入っておく
パスポートのコピーをとる
初日の宿はとっておく
バックパッカーに適した服装は?
国際免許の取り方
不在中の郵便物の扱い
公共料金は口座引き落としかクレジット払いにする
変換プラグと変圧器について
100円ショップで旅行用品を探す
余計なものは置いていこう
電気・戸締りの確認
黄熱病予防接種とマラリア予防薬について
緊急連絡先を控えておく
旅のルートと日程の決め方
■宿
宿の種類
宿を探す
宿選びのポイントとよくある不満
ドミトリーの泊まり方
ユースホステルはどんなとこ?
安宿のメリット・デメリット
宿のルールを確認する
Wi-Fiの接続方法
チェックアウト後に荷物を預ける
■移動
バス・飛行機のチケットを確保する
バスの乗り方(長距離、ローカル)
飛行機の乗り方
ノートパソコンとリチウム電池の扱い(飛行機の荷物)
タクシーの乗り方
地下鉄の乗り方
飛行機の乗り継ぎの仕方
飛行機の乗り継ぎに失敗したら
空路での入国審査と税関
空港・バスターミナルに深夜着いたらどうする?
バス・飛行機の座席の位置はどこがよいか?
リコンファームは必要か?
国境の越え方(陸路)
入出国カードの書き方
ロストバゲージの原因と対策
天気予報によってルートを変える
■食事
レストランで食事をする
屋台が安い
アイスを食べよう
コンチネンタルブレックファストとは
■セキュリティ
現金・クレジットカード・国際キャッシュカード・T/C
貴重品(パスポート・お金)の持ち方
お金はいくら持っていくか?
ATMで気をつけること
バッグの持ち方
襲われない歩き方
ミサンガ詐欺に注意
警官の汚職
首絞め強盗と睡眠強盗に注意
置き引きに注意
麻薬について
海外で事件・事故に遭わないための安全対策
■町歩き
ショルダーバッグが便利
インフォメーションを利用しよう
町でガイドブックを見るとき
雨の日の対処方法
スーパーへ行こう
写真の撮り方・撮られ方
小銭を用意しよう
日曜、月曜は休みが多い
教会で休憩しよう
タバコ持ってるか?
値段交渉の仕方
道に迷ったら
外国のトイレは汚い・少ない・有料
混雑する観光スポットは早朝に訪れる
■その他
町に着いて最初にやること
現地ツアーを利用しよう
洗濯の仕方
両替の仕方
為替レートの見方
海外ATMの使用方法
時差とサマータイムに気をつけよう
トイレのタイミングが大事
時間のつぶし方
他人のお土産は最後の町で買おう
一人旅か二人旅かそれ以上か
現地の言葉を覚える
バックパックの中身はきれいに入れておこう
国や町のことを知る
パスポートに押す記念スタンプについて
日記を書こう
マイルを貯めよう
外国人の友達を作ろう
ハプニングやトラブルを楽しもう
英語で住所の書き方
チップの相場と払い方
沈没とは
ときにはフリープランツアーが便利
高山病の症状と対策
自分のスタイルを確立する



■ピックアップ記事
バックパックの選び方
バックパックのブランド一覧
持ち物リストとオススメグッズ
海外格安航空券・ホテル予約サイト比較
 ■旅の本

高橋歩さんの本

 

 

 

 


吉田友和さんの本

 

 

 


その他の旅行本