バックパック

バックパッカー初心者のための海外旅行術

はじめてバックパックを背負っての海外旅行は不安だらけだと思います。
宿の探し方、貴重品の持ち方、移動の仕方、国境の越え方、ATMの使い方などバックパッカーは実際どうやって旅をしてるの?
などの疑問をもつ方のために、役に立つバックパッカー旅行術を紹介します。バックパッカー情報の他に観光情報や旅の写真なども公開しています。


 
■観光情報

ガラパゴス諸島の旅行方法


1.ガラパゴス諸島への行き方 2.観光手段 3.ラストミニッツセールについて 4.見たい動物にあわせてツアーを選ぶ 5.ニューフラミンゴ号の例 6.ダーウィンの種の起源を読む

ガラパゴス諸島はダーウィンの進化論でも有名なエクアドルに所属する島々です。 エクアドルといっても本土からは約1000kmも離れていますので、飛行機で首都キトから約3時間、グアヤキルから1時間半ほどかかります。 同じく南米のイースター島とともに、一般の旅行者にはなかなか訪れる機会がない場所ですが、ガラパゴスには多種多様な珍しい動物が見られますので、 少々のお金を出しても行く価値はあると思います。 今回は私が訪れた島を中心にガラパゴスの旅行方法を紹介します。

ガラパゴス諸島

※情報は2012年12月時点のものですので、今後変更される可能性はあります。

1.ガラパゴス諸島への行き方

ガラパゴス諸島へはエクアドル本土から飛行機で行くことができます。

①キトからグアヤキル経由でバルトラ島(所要約3時間)
②グアヤキルからバルトラ島(所要約1時間半)

到着地はバルトラ島もしくはサンクリストバル島になりますが、 たいていはバルトラ島になるかと思います。

バルトラ島への飛行機はガラパゴス航空(Aero Gal)もしくはタメ航空から毎日運行されています。 たしか1日1便しかありません。 非常に人気の高い路線ですので、早めに予約しておく方がよいでしょう。

なおガラパゴス諸島へ上陸する際、入園料($100)とツーリストカード代($10)がかかります。 料金は今後値上がりする可能性があります。

2.観光手段

観光の起点となる島であるサンタクルス島とサンクリストバル島以外は、ナチュラリストと一緒でなければ上陸できないため、 必ずツアーに参加することになります。 ツアーの参加形態は大きく分けて以下の3つになります。

①クルーズツアーに参加
②ホテル滞在型ツアーに参加
③日帰りツアーに参加

①のクルーズツアーは小型ボートもしくは大型船に滞在しながら各島を観光します。 昼間(午前と午後)に上陸し、夜にみんなが寝ている間に移動します。 だいたい4泊5日か7泊8日ツアーに参加する方が多いようです。 小型船は揺れが激しいので酔いやすい方には向いてないかもしれません。 特に寝ているときに移動するので、揺れで寝心地がよくないときもあります。 大型船は揺れは少ないですが、乗客が多いのでツアーリスト同士の交流はあまりありません。 バックパッカーは小型船で4泊5日ツアーに参加する方が多いようです。

↓ガラパゴスは海もきれい
ガラパゴスの海

②のホテル滞在型もクルーズツアーの1つですが、夜だけは島に戻りホテルに泊まります。 夜間に移動ができないため、行けない島もあります。 いちいち島へ戻るので効率は悪いですが、船酔いしやすい方や町中を観光したい方、ゆっくりしたい方には向いています。

③は現地で日帰りツアーもしくは2泊ほどの短期ツアーに参加する方法です。 現地ではそういった各島ピンポイントのツアーがいっぱいありますので、自力でガラパゴスまで行けば、 あとは自分が訪れたい島だけ選んで行くことができます。 但し遠くの島は日帰りなどで行くことができないため、結局2日以上のツアーには参加することになります。

最後に注意点ですが、 本土からのツアーに参加する場合は飛行機代が含まれているかどうか確認してください。 もし自分で飛行機のチケットを購入しなければならない場合は、早めに予約しないと満席になってしまい、 ツアーは予約済みなのに島へ行けないなんてことにもなりかねません。

3.ラストミニッツセールについて

ガラパゴスのツアーは非常に高額です。 一番安い小型船ボート(4泊5日)でも日本円にして10万円近くします。 それに加えて飛行機代(3~4万)ですから、貧乏バックパッカーには痛い出費になります。

もし時間に余裕があるのであればラストミニッツセールというものがあります。 出航直前に人数あわせのために格安でツアーを売り出すのです。 キトやグアヤキルなど本土の旅行代理店に行けば、張り紙やホワイトボードなどに書かれています。 またガラパゴスのサンタクルス島でも見つけることができます。 かなり安くなるので、時間がある方はこれを狙って行ってもいいかもしれません。 但し、ボート毎にだいたい出航日(曜日)が決まっており、タイミングが合わないと数日待たなくてはいけなかったりすることもあります。

ツアーが高額なため、このラストミニッツセール狙いの方も多いようです。 個人的にはセール中のツアーが結構あったので、予約なしで現地に行ってもなんとかなりそうに思えました。 但し、先ほども述べたように時間のない方にはお薦めしません。 また時期にもよっては定員オーバーになってしまうかもしれませんので、リスクはあります。

4.見たい動物にあわせてツアーを選ぶ

さて、ツアーの選び方ですが、単純にどの動物を見たいかで決めるとよいかと思います。 小型船の4泊5日のツアーですと、北周り、南周りがあります。 私は北周りがあまり魅力的に思えなかったのと、エスパニョーラ島に行きたかったため南周りにしました。

旅行の計画段階ではまだどの動物をみたいかなど決めてない方も多いと思います。 そこで個人的にお薦めする動物を紹介します。

①アメリカグンカンドリ

アメリカグンカンドリ

赤くお腹を膨らますのが特徴です。この行為は求愛行動です。 アメリカグンカンドリは空にたくさん飛んでいますが、お腹を膨らませたところを見るにはノースセイモア島など特定の島へ行かなければなりません。

②アオアシカツオドリ

アオアシカツオドリ

名前のとおり足が青い鳥です。とてもキュートです。

③ウミイグアナ

ウミイグアナ

気持ち悪いほどいます。どこの島にもいます。

④アシカ

アシカ

アザラシもどこの島にもいます。白いビーチのガードナーベイ(エスパニョーラ島)がお薦めです。

⑤リクイグアナ

リクイグアナ

ウミイグアナと違って単独でいることが多いです。小さな恐竜という感じです。サボテンを食べます。

⑥ゾウガメ

ゾウガメ

そもそもガラパゴスはカメという意味です。ゾウガメを見なければガラパゴスに来た意味はありません。 野生のゾウガメは実はあまり見られません。ただサンタクルス島のハイランドだけはたくさんいます。

⑦ウミガメ

たいていツアーではシュノーケリングをしますが、ウミガメが泳いでるのをよくみかけます。かなりの確率で一緒に泳ぐことができます。

⑧ペンギン

特定の島でしか見つけにくい動物です。ガラパゴスの中ではレアキャラの部類です。私もたった一匹しか見れませんでした。


アメリカグンカンドリとアオアシカツオドリは特にお薦めです。 イグアナとアシカはどこでもみられますが、エスパニョーラ島の真っ白なビーチに横たわるアシカがお薦めです。 意外と見られないのがゾウガメです。 サンタクルス島のチャールズダーウィン研究所で見られますが、野性のゾウガメとなると同じサンタクルス島のハイランドくらいでしょうか。 ペンギンは小型船でいける範囲ですとなかなか見られません。 フェルナンディナ島でよく見られるそうですが、遠いため大型船でないと行かないようです。 なおガラパゴスでは動物に触れてはいけないという決まりがあります。その代わり動物達は近寄っても全く警戒しません。

5.ニューフラミンゴ号の例

私は4泊5日のニューフラミンゴ号に乗船したのですが、そのときのスケジュールを簡単に紹介します。 ニューフラミンゴ号はツアー客12名が定員の小型船としては最低ランクの船ですが、それでも大変満足するツアー内容でした。

↓ニューフラミンゴ号
ニューフラミンゴ号

ニューフラミンゴ号のルートは南回りになります。北周りや大型船が訪れる西側のフェルナンディナ島やイサベラ島は行ってないので、紹介できないのが申し訳ないです。

1日目 ノースセイモア島、シュノーケリング
2日目 プラサ島、シュノーケリング、サンタフェ島
3日目 エスパニョーラ島(プンタスアレス、ガードナーベイ)、シュノーケリング
4日目 フロレアナ島、シュノーケリング
5日目 サンタクルス島(チャールズダーウィン研究所)

見て分かるように毎日シュノーケリングがあるので、水着・サンダルは必須アイテムです。 だいたい午前上陸、お昼休み、午後シュノーケリングのパターンが多いです。 上陸方法はドライランディングとウェットランディングの2種類あります。 ドライランディングはボートが島に接岸し歩いて上陸します。 ウェットランディングは小さなボートに移り乗り、ビーチから上陸しますので、膝下あたりまで濡れることもあります。

↓ニューフラミンゴ号の内部
ニューフラミンゴ号ニューフラミンゴ号
ニューフラミンゴ号

↓寝床はそうとう狭い
ニューフラミンゴ号

訪れた島の中で特によかったのはノースセイモア島とエスパニョーラ島です。 ノースセイモア島はお腹を膨らましたアメリカグンカンドリ、エスパニョーラ島はアオアシカツオドリと白いビーチ(ガードナーベイ)などがよかったです。またアホウドリ(アルバトロス)も見られました。 フロレアナ島はいまいちでした。

最後はサンタクルス島のチャールズダーウィン研究所を見学して解散です。 今は亡きロンサム・ジョージの仲間たち、ゾウガメが見られます。 私はゾウガメが見足りず、このあとゾウガメがたくさん見られるハイランドへも行きました。

↓今は亡きピンタ島最後のゾウガメ、ロンサムジョージ。この6ヵ月後に亡くなりました。
ニューフラミンゴ号

6.ダーウィンの種の起源を読む

最後になりますが、ガラパゴス諸島へ行くなら、やはりダーウィンの進化論の「種の起源」を少しでも知っておきたいものです。 ただ随分昔に書かれたものですし、文庫本で買うと結構長いので、気軽に読めるマンガ版がお薦めです。 進化がどうやって起きたのかが分かりやすく解説されています。 私もガラパゴスへ行く前にこれを読んで、独自に進化した動物たちを見るのがますます楽しみになりました。

↓まともに読むと上下巻。
種の起原〈上〉 (岩波文庫) 種の起原〈下〉 (岩波文庫)
 

↓マンガがお手軽。
種の起源 (まんがで読破)



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●ガラパゴス諸島の旅行方法


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